2010年05月26日

今こそ 『どげんかせんといかん』

昨日、宮崎市から清武町に向う途中に車両消毒ポイントがありました。
指示器を付けてそのまま左に入り、車を停めました。
そしてタイヤや車の下の方を消毒してもらいました。
その時、「アレッ?」と思いました。
ほとんどの車は素通りしていたのです。
私が消毒していただいている間、5、6台の車が通過しました。
そこの消毒作業に関わっている方に確認しました。
この非常事態なのに、一般車両の消毒は任意なのだそうです。

西都市でも感染が確認されているのです。
宮崎市の畜産農家の方々は、今日は無事だった・・・・明日は・・・・と不安な毎日を過ごしていらっしゃることでしょう。
ワクチン接種がほぼ完了したからと言って、口蹄疫が終息したわけではありません。
まだまだ危機なのです。

川南町から始まって次々と近隣の町や市で感染が確認されています。
川南町の畜産農家の方々は、当初から一般車両の消毒もご協力をお願いしますと訴えていらっしゃいました。1ヶ月前くらいだったと思います。
畜産農家ではない方々も、生き地獄にいるようだと言われた畜産農家の皆さんの辛く悲しいお気持ちを思い、そして何の罪もない牛や豚が殺処分されることに涙しました。
『可哀相に・・・・・』だけで終わってはいけません。


どうか、車両消毒ポイントがあったら率先して車を停めてください。
その行いがウィルスの蔓延を防ぐことに貢献しているのです。
1台でも消毒しなかったら意味がありません。今は非常事態なのです。
被害は拡大していますが、今からでも遅くはありません。
「しないよりはした方が良い」ではなく、「しないといけない」のです。
県も「一般車両も消毒にご協力ください」ではなく
「全車の消毒を実施しています」と掲示してください。


今こそ、
私達宮崎県民は、全員一丸となって終息に向けて協力していかないといけない時なのです。
これ以上、悲しい思いの人々や動物の無念の死を増やしてはいけません。

そして畜産農家の方が今の地獄のような日々の中でも希望を失うことなく生きていけるように、私達宮崎県民は温かい思いやりと大きな声でエールをおくりたいと思います。

優秀な種牛は宮崎県だけではなく、日本国の「宝」です。
その宝を育ててきた宮崎県の畜産農家の方々は
私達県民の「偉大なる誇り」です。


同じカテゴリー(過去の記事 2010.4~2011.3)の記事画像
ご報告
感謝の心をこめて
眠れない夜・・・
報告
報告とお礼
日々の思い
同じカテゴリー(過去の記事 2010.4~2011.3)の記事
 ご報告 (2011-03-31 23:46)
 感謝の心をこめて (2011-03-31 23:25)
 眠れない夜・・・ (2011-03-31 03:11)
 報告 (2011-03-28 04:20)
 報告とお礼 (2011-03-24 05:00)
 お見舞い申し上げます。 (2011-03-16 08:52)

Posted by ひまわりの家スタッフ at 19:32 │過去の記事 2010.4~2011.3

削除
今こそ 『どげんかせんといかん』