2011年03月09日

日々の思い

昨日は青空が広がり良いお天気でしたが、風が強かったです。
花粉症の方々も辛い季節ですね。
どうぞお大事になさってください。

ひまわりの家の低い位置に繋がれている犬達の為に、ゴミや落ち葉等の掃除に追われるスタッフでした。
新燃岳の灰も屋根の上から風とともに、敷地に落ちてきていました。

今年に入ってから子犬が7頭、5頭、3頭、2頭と搬入されて来ました。
搬入・・・・ひまわりの家では迎えると言います。

小犬は無邪気で可愛いので譲渡は早いのですが、その頭数分だけ成犬の譲渡率が下がってしまうのが現状です。

迷子になって飼主さんに見つけてもらえなかった子、飼い主さんが必死に探したけれど会えないままに保護管理所連れて来られる子、冷酷で無知な飼主に遺棄されたり、保健所へ持ち込まれた子達は、動物保護管理所で1週間留め置かれます。
1週間経っても飼い主さんが現れなかったら、「判定」が行われます。
「合格した犬」はひまわりの家へ、「不合格だった犬」はその日のうちにガスによる殺処分になります。

合格した犬をひまわりの家に迎える時は、「いらっしゃい。大丈夫だよ。もう怖くないよ」と言葉を掛けます。
けれど、迎え入れる間もフェンス一枚で仕切られた保護管理所で不合格だった子達の殺処分が行われている事に胸が張り裂けそうです。これが現実なのです。
煙突からあがる煙は何年経っても慣れることはありません。

ひまわりの家に迎えた子達は、やせ細っている子、手入れがされていない子、人に怯える子、目を伏せてどうして良いかわからない子と本当に千差万別です。
その子達を前に、身体や仕草を見ながらどのような環境の中で過ごして来たのか、人間とのふれあいはどうだったのか、これからどのように接していけば良いのかと色んなことを思案します。

「そばにいて・・・・・・・」どの子もそう訴えてきます。
全身で甘える子、オドオドしながらも少しずつ寄ってくる子、はにかみながら寄り添ってくる子、どうやって甘えたら良いかわからないけれど目だけは縋っている子と、本当にどの子も愛に餓えています。
健気で可愛い子達です。

ひまわりの家は大きな施設ではありません。完璧な設備もありません。
30頭近くの(小犬を含めた)犬が狭い事務室にケージを並べることもありました。
そんな中、犬達のストレスが一番心配でした。
新燃岳の噴火が少し落ち着いてきたこと、鳥インフルエンザの暖かくなったせいか、来訪者が増えて譲渡率が上がっているのは犬達の為にとても嬉しいことです。

どの子も早く心優しい飼主さんとの幸せな時間を過ごして欲しい、今までの辛かった分を忘れてしまえるくらい幸せになって欲しいと強く願います。

犬を飼いたい、2頭目を考えていらっしゃる方、犬達に何かをしてあげたいと思っていらっしゃる方はどうぞひまわりの家の子達に目を向けていただけませんか?

犬は大事に飼ってくだされば人を裏切ることはありません。
愛情をかけて育てている犬との暮らしの中で、実は私達人間のほうが幸せな時間を与えられていることに気づきます。
つらい時や哀しい時は静かに愛犬が横に連れ添っています。
うれしい時は一緒に嬉々としてはしゃぎまわります。

これが本来の幸せな人間と犬や猫との生活だと思います。










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Posted by ひまわりの家スタッフ at 08:50 │過去の記事 2010.4~2011.3

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